贈与税の申告について
解決事例
【ご相談者様】
・H.K様、女性、40歳代、北海道札幌市内
【ご相談内容】
祖母が平成28年7月に死亡しました。
相続人(子)である私の母が現預金・不動産(分譲MS)など相続したのですが、
母は不動産(分譲MS)については、私にあげたいということで、
自分が相続してから、私へ贈与してくれました。(去年の秋頃)
税金(不動産取得税)も納めたので、すべてが終わったと思っていたところ、
ついこの間(平成30年7月)、税務署から「贈与税の申告について」のお尋ねの
はがきが来ました。
贈与税の申告期限は過ぎているようで、
そもそも申告が必要なことも知りませんでした。
困りに困ったあげく、たまたま郵便局においてあった、相続の冊子をみて、
札幌相続相談室のフリーダイアルに電話をしてみました。
電話の担当者は相談室長。しかも元税務署出身の税理士さんでした。
取り急ぎどのくらいの贈与税がかかるのか、試算したところ、
本税のほかにも税金がかかるようで、100万円近くになるのことでした。
【ご提案内容・お客様の声】
納税するには大変な金額でしたので、名義を母に戻す方向で進めることにしました。
(分譲MSについてはすぐ必要と言うわけではなく、何となく名義を変えただけでしたので)
不動産の登記料はかかってしまいますが、税金よりは安いし、先に支払った
不動産取得税も手続きすれば返してもらえそうで、本当に助かりました。
【担当者の声】
相談室長の斎藤です。
とりあえず、お役に立てて良かったです。
(私も前の職場のときは逆の立場だったんですがねぇ。すっかり優しくなりましたよ。(笑))
相談者の方にもっと早くお会いしていたら、
お母さんからの贈与は相続時精算課税精度を使えたのにねえ。
あれは、期限内申告が要件だから、贈与を受けた年の翌年3/15までにしなければ
ならないんだよね。
不動産の名義変更時には何らかの税務処理が発生する前提で、特に司法書士さんとは
連携を密に出来たらと常日頃から思っております。
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