「家族信託その① 家族信託とは」(No.57)
家族信託とは何なのか、
それは一言でいうならば
「認知症になった人の財産管理を家族に任せるため民事信託契約」です。
もちろん認知症になることに備えて事前に契約を結ぶことも含みます。
メリットとしては、
①認知症になった時の財産管理の不安を軽減できる
②遺言書のような厳格な文章にしばられることなく、契約で人に任せることができる。
③二次相続について指定ができる。
一方でデメリットしては、このようなことが挙げられております。
①節税効果は高くない
②遺留分が他の相続人の分を侵害する可能性がある
③成年後見と違い本人の契約一括管理などはできない
これらのメリットとデメリットの両方をしっかり勘案して実行するかを検討することが望まれます。
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