札幌で相続税の相談なら税理士法人TAP、TAP行政書士事務所

先日亡くなられた方はお金はあまり無いのですが、不動産を多く所有されている方でした。

となりますと、大変なのが納税資金の工面です。

相続人同士で話し合いましたがなかなか折り合わず、私どもの方から不動産の売却と、所有会社からのお金の工面という２つの方法をご提案させていただきました。

相続人の皆様は所有会社からのお金の工面を進めたいとのことでしたので、
「相続人が相続する不動産を会社が買って、そのお金で相続税を払う。」
という形をお伝えして進めてまいりました。

ある程度優良な会社ですと銀行借入も可能でしょうから、納税資金の工面はしやすくなります。
もちろん譲渡所得などの税金がかかってしまう場合もあるのですが、相続税が払えず延納という方が延滞利息も高く苦労が大きいため、この会社利用の方法は喜んでいただくことができました。